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Macが重い原因はストレージ?容量を増やす方法10選

こんにちは!!
現役デザイナーのaki(@aki_0415a)です。

「最近Macの動作が遅くなってきた…」
「Macのストレージがパンパンになってきた…」

そんなお悩みを抱えていませんか?

アプリの立ち上がりが遅くなったり、ファイルの保存ができなくなったりと、作業効率が落ちるとストレスも溜まりますよね。

その原因の多くはストレージの圧迫にあります。

知らないうちに蓄積された不要なデータやアプリが、あなたのMacのパフォーマンスを低下させているのです。

この記事では、Macのストレージ問題を解決するために、初心者でも簡単にできるストレージの確認方法や効果的な空き容量の増やし方を詳しく解説します。

これを読めば、サクサク動く快適なMac環境を手に入れられますよ!

今すぐチェックして、あなたのMacを軽快に動かす方法を一緒に見ていきましょう!

この記事でわかること

Macが重くなる主な原因
ストレージ不足の確認方法
・ストレージを増やす具体的な方法
・効果的なストレージ管理のコツ
・ストレージを最適化するための習慣

aki

この記事は、現役デザイナーのaki(@aki_0415a)が書いています。
デザイナー歴13年でWEBとグラフィックを中心に手掛けています!

ストレージ不足の原因

Macが重くなる主な原因のひとつが「ストレージ不足」です。

ストレージとは、Macの中にデータを保存するための「引き出し」のようなものです。
この引き出しがいっぱいになると、Macの動きが遅くなります。

例えば、写真や動画の編集をするデザイナーは、高解像度の画像やプロジェクトファイルをたくさん保存してしまいがちです。

知らず知らずのうちに容量がいっぱいになり、Macの動作が鈍くなります。

よくあるストレージ不足の原因

・大きなファイルをたくさん保存している(例:4K動画や高画質写真)

・使っていないアプリが残っている(例:無料でダウンロードしたが使っていないデザインソフト)

・キャッシュファイルがたまっている(例:ブラウザやアプリの一時データ)

・ゴミ箱を空にしていない(削除したつもりでも残っている)

これらを確認しながら、Macのストレージの使用状況をチェックしてみましょう。

ストレージの確認方法

まずは、自分のMacの容量を確認してみましょう

ストレージの状況を確認することで、どんなデータが多くの容量を占めているのかが分かります。

ストレージを圧迫しているデータがわかれば、どのデータを残すのか取捨選択にすることができます。

確認手順

①画面左上の「Appleマーク」をクリック

②「このMacについて」を選択

③「ストレージ」タブをクリック

すると、このようにストレージの内訳がグラフで表示されます。

もしもこちらで確認できない場合は、以下の方法を試してみてください。

①画面左上の「Appleマーク」をクリック

②「システム環境設定」を選択

③「一般」を選択

④「ストレージ」をクリック

ストレージ総量に対して20パーセント以上空いてるのが理想となります。
総量が500GBなら100GB以上は空きがあるようにしましょう。

主なストレージ項目ですが、ストレージをに入っているデータは以下のような名称で分類されています。

※他にも「メール」や「写真」など個別に表示されます。

App(アプリケーション)
インストールしたソフトやアプリが入っています。
例えば、Adobe PhotoshopやIllustratorなどがこれにあたります。
プロ仕様のアプリは容量が大きくなりがちです。

システムデータ
Macを動かすために必要な重要なファイルです。
こちらは削除できません。

書類
作成したファイルや画像、ダウンロードしたPDFなどが含まれます。

iOSファイル
PhoneやiPadのバックアップデータが保存されており、定期的に不要なバックアップを削除することで容量を確保できます。

ストレージを増やす方法

ここからはMacストレージ容量を増やす具体的な方法を紹介していきます。

今すぐにできる簡単なやり方もあるのでぜひ試してくださいね。

セーフブートで起動する

Macを使っているとキャッシュというデータが溜まっていきます。

キャッシュとは、Macをスムーズに使用できるように内部に蓄積される「一時的に保存されるデータ」のことです。

これが溜まるとストレージを圧迫します。

人間もずっと働いていると疲れが溜まるようにMacではキャッシュが溜まっていきます。

セーフブートで起動するとキャッシュがなくなりMacがデトックスされたような状態になりストレージ容量が空きます。

【セーフブートで起動する方法】

Appleシリコン搭載(M1チップ以降のMac)の有無でやり方が変わる為、自分のMacの製造時期を確認してからセーフブートで起動しましょう。

Appleシリコン(M1チップ以降)搭載Macの場合

1.Macの電源を切る(Appleメニュー()→「システム終了」を選択します。)

2.電源ボタンを長押し(約10秒)します。

3.「オプション」メニューが表示されるのを待つ

4.「オプション」と書かれたギアアイコンが表示されたら、キーボードの「Shift」キーを押します。

5.「セーフモードで続ける」を選択

6.シフトキーを押したまま「セーフモードで続ける」をクリックします。

7.ログイン画面に進む

8.画面右上に「セーフブート」と表示されていれば、セーフモードでの起動に成功しています。

9.無事に「セーフブート」の文字が出たら今度はいつも通り再起動して完了です。

Appleシリコン(M1チップ以降)より前のMacの場合

1.Macの電源を切る(Appleメニュー()→「システム終了」を選択します。)

2.Appleメニュー()→「システム終了」を選択し、完全に電源をオフにします。

3.電源を入れる

4.「Shift」キーをすぐに押し続ける

5.Appleロゴまたは進行状況バーが表示されるまで「Shift」キーを押し続けてください。

6.ログイン画面に進む

7.ログイン画面が表示されたら、通常通りログインします。画面右上に「セーフブート」と表示されていれば成功です。

使用頻度にもよりますが、月に1度程度行うのが理想です。
定期的にキャッシュをクリアすることで、数GBもの空き容量が生まれることもあります。

デスクトップの整理

意外とデクストップにも不要なデータが残りがちです。

この機会にデスクトップにある不要なデータも削除しましょう。

デスクトップが綺麗になり作業効率が上がる以外にもメリットがあります。
デスクトップにファイルが多いと、動作が遅くなる原因になります。

アイコンが増えると起動時に処理が重くなるため、不要なファイルはフォルダにまとめるか削除しましょう。

ゴミ箱を空にする

ファイルをゴミ箱に入れただけでは削除されずデータとして残り続けストレージを圧迫します。

「ゴミ箱を空にする」を選択し完全に削除しましょう。

aki

ゴミ箱に入れただけでは、データは削除されません。
しっかり「ゴミ箱を空にする」を忘れないようにしましょう。

ダウンロードフォルダを整理

これも見落としがちですが、ダウンロードフォルダには、過去にダウンロードしたファイルが溜まりがちです。

特にデザイン制作を行う場合は、参考資料やプラグイン、フォント、画像などが大量に残っていることがあります。

これらを定期的に見直し、不要なものを削除することで、かなりの空き容量を確保できます。

整理の手順

1.Finderを開く

2.「ダウンロード」フォルダを選択

3.ファイルを日付順やサイズ順に並べ替え

4.必要のないファイルゴミ箱に移動して「ゴミ箱を空にする」

これで不要なデータが削除されます。

ストレージ内の不要データ・アプリを削除

使っていないアプリや、長期間開いていないデータもストレージを圧迫する大きな要因です。

特に高解像度の画像データや動画ファイルは、気づかないうちに数十GBもの容量を占めていることもあります。

バージョン前のアプリやツールが残っていたりすることもあるので、必要なアプリ以外以外は削除しましょう。

アプリ削除の手順

1.「アプリケーション」フォルダを開く

2.使っていないアプリを選択

3.ゴミ箱へ移動し、空にする

CleanMyMacを活用

参考:CleanMyMac X

データの削除、整理を行なったけれど、もっとストレージを空けたいと場合は、アプリなどを併用して利用するのがおすすめです。

ストレージ容量を開けるアプリとして、おすすめしたいのがApple公認アプリの【CleanMyMac X】です。

CleanMyMacの特徴
  • ・Apple公認で安心
  • ・ストレージアプリではトップのコスパ
  • ・効率的な管理でストレージ容量を空けられる
  • ・ワンクリックで不要ファイルを発見し削除
  • ・Macの状態を常にチェックし動作を最適化
  • ・ウイルウチェックのセキュリティ対策
  • ・他アプリの管理もできる。
  • ・7日間の無料お試し期間がある

デザイナー、プログラマー、EC、写真・動画をたくさん扱う人とMacを安心して長く使いたい人にもおすすめのサービスになっています。

コスパ良くMacのストレージを管理し、ワンクリックで不要なファイルを削除できる便利なツールです。

年間契約の「サブスクリプションプラン」と1度購入したら永久に使える「永久ライセンス」プランがあります。

具体定な価格はこちらになります。

年間サブスクリプション永久ライセンス
Mac1台プラン4,774円/月12,724円
Mac2台プラン9,548円/月25,448円
Mac5台プラン23,870円/月63,620円

他にもウイルウチェックのセキュリティ対策、Macの症状をスキャンして教えてくれる機能などMacを長く使う上でおすすめのアプリになります。

公式ホームページはこちらからCleanMyMac X

おすすめポイント

・サブスクリプションプランは年間4,774円、月々398円

・専門的な知識がなくても、簡単にMacのパフォーマンスを最適化できます。

・CleanMyMacは、不要なファイルやアプリ、キャッシュを自動で検出し、削除できる優れたツールです。

ワンクリックで最適化ができるので、初心者にもおすすめです。

この手のサービスは色々とありますが、コスト、安全性、機能面で1番おすすめできるアプリです。

aki

私も利用しているのですが、ストレージ容量が110GB空き想像以上の効果で驚きました。

Googleドライブへ保存

Mac自体の容量が増えるわけではないですが、外部のクラウドサービスなども検討してみましょう。

ユーザーにもっとも使われているのがGoogleが提供する「Googleドライブ」になります。

お仕事でも使っている方が多いのではないでしょうか。

Googleドライブを活用することで、重要なファイルをクラウド上に保存し、Macのストレージを空けることができます。

無料で15GBまで利用可能で、追加容量もリーズナブルな価格で提供されています。

Amazon Photosを活用

意外と知られていないのですが、Amazonプライム会員であれば、【Amazon Photos】を活用して写真を無制限に保存できます。

これにより、Macのストレージを節約しつつ、大切な写真データを安全に保管できます。

写真以外のデータ、例えばIllustratorのaiデータPhotoshopのpsdデータなどは、無制限に保存されないので注意が必要です。

写真以外のデータには別途5GBのフォルダがもらえますが、5GB以上クラウドにストレージが必要な場合は、別途追加で費用を払う必要があります。

利用方法

1.Amazon Photosアプリをダウンロード

2.写真をクラウドにアップロード

3.ローカルの写真を削除

保存できるデータに条件がありますが、写真が無制限に保存できるのはかなりお得です。

Amazon prime会員の方はぜひ利用しましょう!

iCloudを活用

Appleが提供しているiCloudを活用することで、写真、書類、デスクトップデータをクラウドに保存し、ローカルのストレージを削減できます。

無料で5GBまで利用可能ですが、必要に応じて容量を増やすことも可能です。

設定手順

1.「システム設定」→「Apple ID」→「iCloud」へアクセス

2.「iCloud Drive」を有効化

3.保存したいファイルをiCloudに移動

Apple提供なのでMacとの連携が良く操作が感覚的にわかるので、ストレスなくはじめられます。

外付けSSD

外付けストレージを利用することで、大量のファイルを外部に保存し、Macのストレージを確保できます。

データの保存ではHDDがありますが、現在は読み込みスピードが速く耐久性に優れたSSDの人気が高いです。

今回はおすすめのSSDを紹介します。

せっかく購入してもデータの読み込み、移動に時間がかかると作業に支障が出て使っているうちにストレスが溜まります。

SSDを選ぶ場合は読み込み速度が【1000MB/s】以上を選ぶとデータの移動中に待つ時間が減るのでストレスなく使用できておすすめですよ

おすすめの外付けストレージ:

SanDisk Extreme Portable SSD

読み込み速度1050MB/s
USBポートType-C
耐久性IP55

持ち運びが容易なポータブルタイプで最大2mの落下保護、IP55の防滴・防塵が備わっているため非常に丈夫です。

その為、外にも持ち運べます。

データの移動速度もストレスかくできますし有名メーカーのSandiskが提供しているSSDなので安心して使うことができますよ。

aki

個人的にカラビナをつけることができるのも嬉しいポイント!

Kingston XS2000 外付けソリッドステートドライブ SXS2000/1000G

読み込み速度2000MB/s
USBポートType-C
耐久性IP55

こちらも同じくコンパクト設計ながらIP55の防滴・防塵が備わっています。

生産メーカーはパソコンの周辺機器大手のキングストンです。

最大の特徴は読み込み速度が【2000MB/s】という圧倒的な速度です。

現状のSSDではトップクラスのデータ移動速度なので、容量の多いデータもサクサク移動させることができます。

またこれだけの機能が揃っていますが、価格が比較的安く購入できます。

BUFFALO | 外付けSSD | SSD-PHP1.0U3-BA

読み込み速度1040MB/s
USBポートType-C
耐久性IP55

日本の有名パソコン周辺機器メーカーのバッファローが提供しているSSDです。

同じくIP55の防滴・防塵が備わっています。

カスタマーサービスが充実しており国産派の方におすすめです。

USB Type-CケーブルとType-CからType-Aへの変換アダプターが付属されているのでMacやWindowsなどパソコンを選ばずに使用することができます。

少々他のSSDと比較すると重量はありますが、持ち運びには全く問題ない重さになります。

コストも比較的やす購入することが可能です。

ちなみに他のMacおすすめ周辺機器は、こちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。

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まとめ

Macのストレージが不足すると、動作が遅くなり作業効率が大幅に低下します。

作業スピードが落ちてイライラしたり、焦ってしまうなんてことも…..

今回紹介した方法はこちらなのでぜひ試してみてくだし。

  • ① セーフブートで起動する
  • ② デスクトップの整理
  • ③ ゴミ箱を空にする
  • ④ ダウンロードフォルダを整理
  • ⑤ ストレージ内の不要データ・アプリを削除
  • ⑥ CleanMyMacを活用
  • ⑦ Googleドライブへ保存
  • ⑧ Amazon Photosを活用
  • ⑨ iCloudを活用
  • ⑩ 外付けSSDを活用

とくに①~⑤はすぐにできることなので、ぜひ試してみてください。

まずはストレージの状況を確認し、不要なデータやアプリの削除・クラウドストレージの活用・外付けストレージの導入を検討しましょう。

アプリでは、CleanMyMacを活用することで、ストレージの整理が簡単に行えます。

公式ホームページはこちらから:CleanMyMac X

作業環境を整えるのも仕事では大切なこと!

これらの方法を活用して、快適な作業環境を手に入れましょう!

以上akiでした!
最後まで読んでいただきありがとうございます!!