「Macは何年くらい使えるか」と疑問に思うことはありませんか?
実際、高価なPCなのでできる限り長く使いたいですよね。
よく「公式は4年」「実際は5~6年が寿命」といった声を聞きますが、実際はどうなのか気になるところ。
特に仕事でMacを使う場合は、寿命が来て壊れる前に新しいMacにデータを移行しておきたいですよね。
壊れてからだと重要なデータが取り出せなかったり仕事に支障が出たりしてしまいます。
そもそも寿命が近づくと動作が遅くなるなど作業環境にも大きく影響してきます。
この記事では、15年以上年MacbookとiMacを使い続けてきた現役デザイナーが「Macbookのモデル別の平均寿命(耐用年数)」「不調のサイン」「買い替え時の注意点」を実体験を踏まえながら解説していきたいと思います。
・Mac(Macbook Air・Pro・iMacごと)の寿命(耐久年数)
・Macを買い替えるタイミング
・Macを買い替えるときの注意点
この記事は、現役デザイナーのaki(@aki_0415a)が書いています。
デザイナー歴15年でWEBとグラフィックを中心に手掛けています!
目次
MacBookの寿命(耐用年数)は何年?(機種ごと)
結論:一般的な目安は5~7年。ただし使用状況次第。
当然使用状況や個体差によって変わってきますが、平均して5~7年が快適に使用できる年数です。
壊れるまで使用するという前提ならもっと使用可能かもしれませんが、すぐにフリーズするなど快適に使用できないケースを除くと5~7年が適切になってきます。
機種ごとの耐用年数(Air・Pro・iMac)
まずは機種ごとの一般的な買い替え目安を紹介していきます。
Air・Pro・iMacを表で入れる
| 機種名 | 寿命(耐用年数) |
|---|---|
| MacBook Air | 5~6年 |
| MacBook Pro | 5~7年 |
| iMac | 6~8年 |
※2022年以降のM1チップ搭載機種を想定
※業務など1日8時間程度使用することを想定(使用頻度が低ければ禁輸の個体差にもよりますが、もう少し長く使える場合もあります。)
寿命というよりは一般的な買い替え目安ですが、仕事などで快適に使用することを考慮すると【5~6年】で買い替えます。
Apple公式では、7年を超えると修理対応も終了し正規の延命手段がなくなる ということです。
またOSのアップデートにも対応し無くなるので、古いOSを使い続けることになります。
セキュリティーや操作性の面でも決して良い状態とは言えませんね。
MacBook Airの寿命(耐用年数)は5~6年が目安
MacBook Airの寿命は、実用的な目安として5~6年と考えるのが現実的です。
軽量で省電力設計のため日常用途では長く使えますが、8GBメモリモデルでは数年後に動作の重さを感じる場合もあります。
Webの閲覧や資料作成が中心ならあるていどまで長持ちしますが、デザイン、動画編集など負荷の高い作業を続ける場合は5年前後で買い替えを検討する人が多い傾向です。
MacBook Proの寿命(耐用年数)は5~7年
MacBook Proの寿命は5~7年が目安です。
Proというだけあり処理性能に余裕があるため、動画編集やデザイン作業などの高負荷用途でも比較的長く使えます。
ただし、日常的に高負荷をかける場合はバッテリー劣化や発熱による性能低下が進みやすく、実質的な買い替えタイミングは5年前後になるケースもあります。
iMacの寿命(耐用年数)は6~8年が現実的
iMacはデスクトップ型のためバッテリー劣化がなく、比較的長く使用できる傾向です。
実用的な寿命は6~8年が目安です。
ただし、OSサポート終了や性能の低下が買い替え判断のポイントになります。
特にIntel搭載モデルは今後のサポート状況を確認しておく必要があります。
Apple公式見解の「4年」の意味

よく聞くMacの寿命は、「4年」とされています。
「あれ!思ったより短い!」と思いますよね
とはいえ、これは一般的な使用環境を想定した目安です。
実際にはApple自身も「多くの製品はこの期間を超えて長く使える」と明言しており、4年以上問題なく使い続けられるケースがほとんどです。
実際にAppleの公式の文言では以下のように記載されています。
ユーザーによる使用をモデル化するためには、模擬的な使用シナリオのもとで稼働する製品の消費電力を測定します。日々の使用パターンは各製品に固有のもので、実際のユーザーとモデル化したユーザーのデータを組み合わせています。この評価では、1人目の所有者を基準にした使用年数を、macOSまたはtvOSを搭載したデバイスは4年、iOS、iPadOSまたはwatchOSを搭載したデバイスは3年にするモデルを採用しています。
ほとんどのApple製品は耐用年数がこれよりも長く、多くの場合1人目の所有者から別のユーザーに譲渡または転売されるか、Appleによって回収されます。製品のエネルギー使用量に関する詳しい情報については、Appleの製品環境報告書をご覧ください。
まとめると
・環境計算上の想定使用年数は4年
・寿命の断定ではない
実際には使い方や適切な管理の仕方によっては、10年近く使えることもあります。
Apple公式の修理可能な期間
ちなみにAppleは製品を次のように区分しています。
Vintage(ビンテージ)製品
販売終了から 5年以上7年未満 のモデル。修理可能だが部品在庫に限りあり。
Obsolete(オブソリート)製品
販売終了から 7年以上 のモデル。Apple Storeや正規サービスでの修理は不可。
つまり「7年」になると修理ができず公式における一つの寿命ライン。
この点は注意しましょう。
MacBookを買い替えるを判断するポイント

MacBookの寿命は年数だけでは判断できません。
実際には「不調のサイン」が出始めたタイミングが買い替えの目安になります。
ここでは、具体的な判断基準を紹介します。
バッテリー劣化
バッテリーはMacbookにおいて最も劣化するケースが多い部分です。
フル充電でも数時間しか持たないなどの状態であれば、バッテリー交換か買い替えを検討する段階です。
本体が5年以上経過している場合は、交換よりも買い替えの方が合理的なケースも多くなります。
そもそもMacbookはバッテリーの充電回数を1000回で想定しています。
1000回を超えると自バッテリーの蓄電率は80パーセントを下回る為、Appleでは交換を推奨しています。
使用頻度が多い人では2~4年で到達します。
バッテリーに繋いだままにしておくと使用できますが、本体への負荷も高いのであまり良い使い方とは言えません。
ちなみに交換が必要な場合は、バッテリー横に「修理サービス推奨」と表示されます。

OSサポート終了
macOSの最新バージョンに対応しなくなった場合、セキュリティ面でのリスクが高まります。
OSアップデート対象外になった時点で、実質的な“寿命”となります。
特に仕事用途では、セキュリティ更新が止まることはウイルスなど安全面で大きなデメリットになります。
また、ソフトのアップデートやダウンロードができなくなったりします。
OSによっては、重要なツールが使用できないケースも発生します。
M1以前のモデルは要注意(~2020年より前)
Intel搭載モデルは、今後のmacOSサポート終了が近づいています。
Macは現在Mチップシリーズへと変わり処理能力や電力効率などがIntel搭載モデルと比べて大幅に向上しています。
M1が2020年に登場したAppleが独自に開発したプロセッサ(CPU)。
「発熱が少ない」「耐久力が高い」「処理の能力が早い」「バッテリー持ちが良い」など以前のIntelモデルよりも高性能。
Intel Macを使用していて動作に不満がある場合は、この機会にすぐに買い替えををおすすめします。
動作が遅い・アプリが重い
以下の症状が出始めたら注意です。
・起動に数分かかる
・IllustratorやPhotoshopが頻繁にフリーズする
・書き出し時間が以前より明らかに長い
不要データの削除、キャッシュクリアの削除などを行なっても改善が見られず、ストレスを感じるレベルになっているなら、作業効率の観点から買い替えが合理的です。
キャッシュクリアの方法については以下の記事でも紹介しています。
熱い・ファン音が大きい
使用していると「本体が異常に熱くなる」「ファンが常に回っている場合」は、内部パーツの劣化や負荷過多が疑われます。
発熱はパフォーマンス低下にも直結するため、長期間続く場合は買い替えを検討しましょう。
また突然動かなくなることもあるので、注意が必要です。
修理する場合は注意。

修理は一時的に延命できますが、主要部品の故障は買い替えの方がコスパが良い ケースが多いです。
・バッテリー交換 約2~3万円
・SSD交換 約3~5万円 新品購入で性能大幅UP
・ディスプレイ修理 約6~8万円 → 新規購入が現実的
・ロジックボード修理 約7~10万円 → 買い替え推奨
Appleは購入よりも修理の方が色々と予約などが非常に面倒。
価格とMacの使用年数を考慮して検討しましょう。
私の買い替えを検討した話

私は現在MacBook proとiMacを仕事で使っています。
・毎日8時間ほど使用使用
・Illustrator/Photoshop/Figmaなどのデザインソフト
現在は、MacBookは5年ごと、iMacは7年ごとに買い替えを行っています。
昔は、節約と思いMacBookを6年以上使用していましたが、7~8年使うと作業効率が大きく低下して非常にストレスでした。
また下取り価格も大きく下がりました。
急に壊れたりしたら案件が滞るってしまうので、今ではMacbookは5年をめどに買い替えて余裕を持ってデータの移行など行えるようにしています。
中古購入の注意点

Macの中古も選択肢としてはもちろんありです。
ただAppleの認定中古品でない場合は、バッテリーや内部の状態がどうなっているか不明です。
少なくとも以下の点には中して選んでください。
・バッテリー劣化
バッテリーが新品になっているかどうか。
買ったけれど、80%以下の性能しかなくすぐにバッテリーの王冠が必要な場合3万円ほど余計な出費が増えてしまいます。
・Intelモデルは購入しない!
2019年以前のIntelモデルはもうOSのアップデートも対応しなくなります。
またMチップシリーズに比べると性能も良いとは言えないので購入は避けましょう。
・サポート期間の確認
購入時してすぐに壊れてしまった場合、どのような補償をしてくれるのか確認しましょう。また保証期間もどの程度の長さ保証してもらえるかも大切です。
買い替え前に確認すべきこと

MacBookを買い替える前に、次の3点は必ず確認しておきましょう。
① 使用用途と必要スペック
現在の不満が「メモリ不足」なのか「CPU性能」なのかを明確にします。
デザイン用途であれば、最低でも16GBメモリ以上を選ぶと数年後も安心です。
② OSサポート期間
できるだけ最新世代のAppleシリコン(Mシリーズ)を選ぶことで、長期サポートが期待できます。Intelモデルは今後のサポート終了が近いため注意が必要です。
③ データ容量の確認
現在のストレージ使用量を確認し、余裕を持った容量を選びます。
移行時に整理しておくと、新環境が快適になります。
データ移行方法(Time Machine・移行アシスタント)

Macのデータ移行は比較的簡単です。
主な方法は次の2つです。
・Time Machineを使う方法
・移行アシスタントを使用する方法
どちらの場合も、事前に不要データを整理しておくと移行時間を短縮できます。
① Time Machineを使う方法
外付けHDDやSSDにバックアップを作成し、新しいMacに復元します。
最も確実で安心な方法です。
② 移行アシスタントを使う方法
旧Macと新MacをWi-Fiまたはケーブルで接続し、直接データを転送します。
アプリや設定もそのまま引き継げます。
→参考:Apple_移行アシスタントで新しいMacに転送する
移行後にやるべき設定

データ移行が完了しても、すぐに作業を始めるのではなく、次の確認を行いましょう。
①macOSを最新バージョンにアップデート
OSを最新バージョンにアップデートしセキュリティーなど安全性を保ちましょう。
②各種ツールや各種ライセンスの再認証
Adobeなどの有料ツールを使用している場合は、問題なくアカウント情報が移行できているか確認しましょう。
Appleが提示している移行方法を試してもごく稀にアカウント情報などが移行されていない場合があります。
③必要なアプリの動作チェック
使用しているアプリがある場合は問題なく動くか確認しましょう。
特にデザイン用途では、フォントの同期やプラグインの再設定を忘れないことが重要です。
まとめ

今回はMacbookの寿命(耐用年数)について解説しました。
以下が、今回のまとめになります。
・Macの寿命は平均 5~7年
・MacBook Airは、5~6年
・MacBook Proは、5~7年
・iMacは、6~8年
・買い替えタイミングは、Macの不調が出たタイミングでも検討。
・7年以上で「オブソリート」に分類され正規修理終了
・買い替えサインは「熱い・遅い・電池劣化・OS非対応」
・修理費用が5万円を超えるなら買い替えがおすすめ
・買い替える時はデータの移行を行う。
高価なものなのでできる限り長く使いたいですが、Macでの作業が滞ってしまったら本末転倒になります。
データができたりすると大切な仕事に影響も出ますので、買い替えの時期はMacの状態を見ながら考えていきましょう。
読んでいただきありがとうございました。
また次回もよろしくおお願いします。


