「Photoshopを始めたいけど、勉強するならどの本がおすすめなの?」
こんな悩みありませんか?
Photoshop(フォトショップ)の勉強をするときは、ただ闇雲に触ってみるのではなく参考書を読みながら適切な勉強をすることで短期間で成長することができます。
しかし、本を選ぼうと思っても、たくさんの選択肢があって
「どれを選んでいいか分からない!」
「初心者におすすめの本はどれ?」
「写真加工のテクニックを身につけたい場合どうしたらいいの?」
と悩んでしまいますよね。
この記事では、Photoshop初心者が迷わず選べるよう、現役デザイナーが実際に読んで厳選したおすすめの本を目的別・レベル別にご紹介します。
・初心者向けにおすすめのPhotoshopの本
・操作に慣れてきた中級者、上級者におすすめの本
・Photoshopの参考書の選び方
・参考書の効果的な使い方
自分に合った一冊を見つけて、楽しくPhotoshopをマスターしていきましょう。
この記事は、現役デザイナーのaki(@aki_0415a)が書いています。
デザイナー歴13年でWEBとグラフィックを中心に手掛けています!
目次
Photoshopの本を選ぶポイント

まずは、Photoshopの本を選ぶ際に押さえておきたいポイントを2つ紹介します。
初心者の方も、本選びの参考になりますよ。
最新バージョンに合っているか
Photoshopはバージョンによって操作画面(UI)が少しずつ変わります。
古い本だと実際の操作画面が違っているので、「あれ?どこにそのボタンあるの?」と戸惑うかもしれません。
最新の本を選ぶと、操作画面が今のものとほぼ同じなので迷いませんよ。
とはいえ、基本的な操作は大きく変わらないので、あまり古くなければ大丈夫です。
CCより昔のバージョンであるCS6、CS5などを対象としている場合は、購入を再検討しましょう。
CCとCSの違いについてはこちらでも解説していますよ。

自分がやりたいことに適しているか
Photoshopを学ぶ目的が、初心者なら「操作を覚えるための入門書」がぴったりですし、中級者以上でデザインの幅を広げたい人なら「アイデア本」や「中級者向けの解説書」が役立ちます。
写真をきれいに補正したいなら「レタッチ関係の本」がおすすめ。
自分の目的に合った本を正しく選ぶことで実用的なテクニックを身につけることができますよ。
Photoshopを本で勉強するときの効果的な使い方

Photoshopの本も購入した後は、ただ読むだけでなく、手を動かすことが大切です。
それは、実際に手を動かしながら学んで行くことです。
実際、本を読むだけではなかなかスキルは身につきません。
必ず実際にPhotoshopを開き、本の手順通りに操作してみましょう。
操作を繰り返すことで、自然と体が覚えていきます。
慣れてきたら自分でアレンジしてみたり、すでに世の中にあるデザインやイラストをトレースするのもおすすめです。
実践形式で学ぶことにより、Photoshopの操作がグッと身につきますよ。
Photoshopの勉強におすすめの本 10選

ここからは、Photoshopを始める初心者の方におすすめの本を10冊紹介します。
どれもイラスト、図解が多く操作の基礎から学べる内容になっています。
Photoshop勉強におすすめの本(初心者向け)

初心者向けはPhotoshopの機能や操作を中心に学ぶ内容の本がおすすめです。
初心者向けの本ではイラストや図解が多いものを選ぶのが、実際の操作がイメージしやすいのでおすすめですよ。
基礎を学び着実にステップアップしていきましょう!
Photoshopしっかり入門 第3版
難易度 | ★☆☆☆☆(入門~初級) |
定価 | 2,310円(税込) |
ページ数 | 256ページ |
発売日 | 2024年2月1日 |
出版社 | SBクリエイティブ |
Photoshopの基本操作から、写真補正や簡単なデザインまで、初心者でも無理なく理解できるようステップごとに丁寧に解説しています。
図解も多く、実際に操作しながら学べる一冊です。
・図解や手順が豊富で初心者に優しい
・よくある操作のつまずきポイントも丁寧にフォロー。
・Photoshopの基本機能を一通りカバーしている。
Photoshopを初めて使う人でも、つまずきにくい親切な構成になっている安心の一冊。
操作画面を見ながら進められるので、迷わずに楽しく学べますよ!
世界一わかりやすいPhotoshop 操作とデザインの教科書
難易度 | ★★☆☆☆(初級~中級) |
定価 | 2,508円(税込) |
ページ数 | 288ページ |
発売日 | 2024年3月9日 |
出版社 | 技術評論社 |
初心者が知っておくべき操作方法やツールの使い方を、見開きで1テーマずつ解説しており分かりやすい!
デザイン作例も豊富で、すぐに実践で使える知識が身につきます。
・1テーマ1見開きなので、すぐに目的の解説が見つかる
・デザイン作例が豊富で実践的
・文章がやさしく、Photoshop初心者でも安心して学べる
丁寧な文章と構成で初心者でもわかりやすい内容になっています。
実践的な作例を見ながら、Photoshopの操作が解説されているのでデザインのスキルも一緒に学べますよ。
デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本
難易度 | ★☆☆☆☆(初心者向け) |
定価 | 2,200円(税込) |
ページ数 | 160ページ |
発売日 | 2024年2月8日 |
出版社 | 技術評論社 |
初心者がつまずきやすいPhotoshopの基礎を、イラストや写真を交えながら丁寧に解説。
デザインの基本も一緒に解説されているので、Photoshopだけでなくデザインも学ぶことができます。
・デザイン初心者にわかりやすい文章・表現で解説
・イラストや作例が豊富で、実際に手を動かしながら学べる。
・Photoshopだけでなくデザインの基本まで学べる。
Photoshopの操作だけでなく、デザインの基本的な考え方についても紹介しています。
Photoshop勉強におすすめの本(中級者~)

Photoshopの基本操作をひととおり覚えたら、次のステップとしてはデザインの幅を広げたり、制作スピードをアップしたりするとより実践的にデザインの現場で活用できます。
ここでは中級者向けにステップアップできるおすすめの本を3冊紹介します。
Photoshop 10年使える逆引き手帖
難易度 | ★★★☆☆(中級) |
定価 | 2,640円 |
ページ数 | 368ページ |
発売日 | 2018年6月21日 |
出版社 | SBクリエイティブ |
困ったときにすぐに調べることができる辞書のような使い方がメインになります。
Photoshopの操作でわからない箇所が出てきたら、逆引き辞書として使用できるので一冊手元に置いておくと安心です。
・実践的なテクニックが逆引き形式でまとまっている。
・スキルアップに役立つ応用的な解説が豊富。
・長く愛用できる「手元辞書」として便利。
Photoshopをステップアップしたい人には心強い一冊!
辞書のように使えるので、一冊持っておくと安心です。
Photoshop魔法のレシピ
難易度 | ★★★☆☆(中級~上級) |
定価 | 2,640円(税込) |
ページ数 | 352ページ |
発売日 | 2020年2月6日 |
出版社 | ナツメ社 |
写真の補正、加工、合成など「プロっぽい仕上がり」を目指したい中級者向けのテクニックを多数収録。
作業手順を料理本のように「レシピ」形式で手順を紹介しているので、試しながらPhotoshopへの理解を深められます。
・写真補正・加工のテクニックが一冊にギュッと詰まっている。
・レシピ形式で楽しく学べる。
・実践的な内容でスキルアップに最適。
写真や画像にちょっとした一手間で「えっ、こんなに変わるの!?」という感動が味わえる一冊です。
ズボラPhotoshop 知識いらずの絶品3分デザイン
難易度 | ★★☆☆☆(初級~中級) |
定価 | 2,178円(税込) |
ページ数 | 256ページ |
発売日 | 2020年10月1日 |
出版社 | インプレス |
「難しい操作は面倒!」という方にぴったりの一冊。
Photoshopの機能を駆使して、短時間で見栄えのするデザインが作れるテクニック集です。
・3分で作れる実践的なデザインテクニック。
・忙しい人でも時短で学べる。
・実用的なデザイン例が多く、すぐに使える。
実用性バツグンの一冊。
仕事や趣味でサクッとデザインを仕上げたい中級者の方におすすめです!
Photoshop勉強におすすめの本(作業効率特化)

Photoshopを使いこなしている中級者以上で、作業スピードをアップしたい方におすすめの本を紹介します。
神速Photoshop(グラフィックデザイン)
難易度 | ★★★★☆(中級~上級、実践者向け) |
定価 | 3,080円(税込) |
ページ数 | 261ページ |
発売日 | 2016年3月15日 |
出版社 | 角川アスキー総合研究所 |
プロの現場で必須の「作業効率アップ」に特化したテクニックを徹底解説。
スピーディーに仕上げる方法を実例とともに学べます。
・作業時間を劇的に短縮できるテクニックが満載。
・現場のプロが教える実践的な操作術。
・仕事効率をアップさせたい人必携。
プロとして通用するスピード感を身につけたいなら必読!
効率化テクニックを駆使して、作業を神速レベルに引き上げましょう!
Photoshop勉強におすすめの本(写真加工編)

Photoshopは写真の加工でも多用します。
多くの本の中でも写真撮影、編集、加工などが総編集に特化した本をここでは3冊紹介します。
Photoshopレタッチ[伝わる]写真補正&加工を学ぶ現場の教本
難易度 | ★★★☆☆(中級~上級) |
定価 | 2,750円(税込) |
ページ数 | 256ページ |
発売日 | 2020年3月17日 |
出版社 | エムディエヌコーポレーション(MdN) |
写真の補正や加工の実践書。
現場で求められるクオリティを出すためのテクニックを、手順ごとに丁寧に解説しています。
・プロの現場目線でレタッチを徹底解説。
・写真補正や合成技術がレベルアップする。
・実務で即役立つテクニックが豊富。
デザインの現場で使える写真補正、技術を習得したい方にぴったりです!
Photoshopレタッチ・加工 アイデア図鑑
難易度 | ★★★☆☆(中級~上級) |
定価 | 2,695円(税込) |
ページ数 | 336ページ |
発売日 | 2020年9月19日 |
出版社 | SBクリエイティブ |
現場で使えるレタッチ・加工のアイデアを図鑑形式で紹介。
手順ごとに手軽に試せるので、アイデアをストックしながらスキルアップできます。
・図鑑形式だから知りたいアイデアがすぐ見つかる。
・実務で役立つテクニックが満載。
・デザインの幅が広がるアイデア集。
「こんな加工方法があったんだ!」と新しい発見がある一冊。
実務でも趣味でも使えるアイデアが詰まっていますよ!
Photoshopレタッチレシピ集
難易度 | ★★★☆☆(中級~上級) |
定価 | 2,948円(税込) |
ページ数 | 640ページ |
発売日 | 2022年6月24日 |
出版社 | 技術評論社 |
レタッチのプロテクニックを料理本のようなレシピ形式で紹介した一冊。
レシピ本形式なのでとてもわかりやすく書かれています。
実際の現場で役立つプロの知識が、分かりやすい手順で学べます。
・レシピ形式で手順が分かりやすい。
・実務で使えるハイレベルな補正・加工テクニック。
・写真を1つ上のクオリティーにできる。
「プロの仕事」を体感できるレシピ集。
Photoshopでよりハイレベルな作品を作りたい人におすすめです!
まとめ

Photoshopは、デザイン制作から写真加工までまで幅広く活用できるデザイナーに必須のツールです。
初心者向けの本で基礎を固めたあとは、自分が学びたいと思った方向の本を購入しましょう。
今回、紹介した本はこちらの10冊です。
本を選ぶ時は以下のポイントに注意して選びましょう!
・中級者向けの本で実践力とデザインの幅を広げたいのか
・上級者向けの本でデザインのスピードと実践的な技術を学びたいのか
・写真加工に特化した技術を学びたいのか
方向性によって網羅している範囲が変わるのでPhotoshopの本を選ぶときの参考にしてください。
Photoshopを駆使してデザインの力を身につけることで、自分だけのデザインを楽しみましょう!
CCやCSはAdobeのソフトのバージョンになります。